長寿庵の歴史
長寿庵の歴史 江戸三大そば
江戸蕎麦三大系列あるいは江戸三大蕎麦と検索すると、「藪」「更科」「砂場」とする記事がほとんどですが、 東京のおそばやさん(麺類協同組合HP)で調べてみると(2024年7月時点)、 更科40件、砂場32件、藪20件、そして長寿庵43件でした。 組合に未加入の店舗もありますが、店舗数的には「長寿庵」「更科」「砂場」「藪」の順となり、東京の三大蕎麦屋は店舗数的には当然「長寿庵」が含まれます。
江戸蕎麦の「のれん」の歴史を調べてみても、創業の古いものから、砂場1584年/藪蕎麦1735年/更科1789年に対して、長寿庵の創業は1702年ですから、のれんの古さからいえば、江戸蕎麦三大暖簾は「砂場」「長寿庵」「藪」となります。
【麹町・半蔵門・永田町エリアの皆様へ】 六十余年の歴史を重ねる、伝統の味わい。 「麹町長寿庵」は地域の皆様と共に歩んでまいりました。 都心に位置する麹町、半蔵門、永田町エリアで、ひっそりと暖簾を掲げる「麹町長寿庵」。 創業以来六十有余年、この地で暮らす方々、オフィスワーカーの皆様、そして学生の皆様の食卓を支えてまいりました老舗の蕎麦屋です。 長きにわたりご愛顧いただいていることに、心より感謝申し上げます。
湯気と共に立ち上る出汁の香りに誘われ、一歩足を踏み入れれば、そこには昔ながらの町そば屋らしい空間。 定番のかけそばや喉越しの良いざるそばをはじめ、長年親しまれてきた品々を、昔ながらの製法で丁寧に仕込んでおります。 日々の昼食に、あるいは仕事帰りのお食事に。ご自宅やオフィスでもお気軽にお楽しみいただけるよう、出前も承っております。
一般的に、江戸そば御三家といえば「藪」「更科」「砂場」が挙げられます。 しかしながら、「長寿庵」もまた、古くからこの地に根差し、その暖簾を守り続けてきた蕎麦屋の一つです。 東京都麺類協同組合のデータ(2024年7月時点)によれば、「更科」が40件、「砂場」が32件、「藪」が28件であるのに対し、「長寿庵」は43件もの店舗が存在しています。 これは、長寿庵が地域に深く根ざし、それぞれの場所で大切に暖簾を守り続けてきた何よりの証と言えるでしょう。 江戸そば御三家には数えられないことが多い「長寿庵」ですが、現存する店舗数(のれん数)においては、実は最も多い蕎麦屋かもしれません。
数多くのメニューはございませんが、一つひとつの品に、店主の真摯な想いが込められております。 これからも変わらぬ味を守り続け、皆様にとって、安らぎのひとときを提供できる場所でありたいと願っております。 皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。